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国指定(天然記念物) 1931(昭和6)年2月20日指定 化石蓮痕(かせきれんこん) 砂浜の海では、波でおこる水流によって、海底の砂の表面に、漣のような複雑な模様ができます。これが蓮 痕です。 砂岩の上面に、この岩石の生成当時にできた蓮 痕がそのまま保存され、化石となりました。この砂岩の上を覆っていた泥岩層が波による侵食で削り取られ、当時の蓮痕をを見ることができるようになりました。 新世代第三紀中新生(約1500万年前)のものです。町内各所、江津良から東へ阪田に至る海岸、畠島の小丸島付近の海食台近く中海岸オイマ磯などに見られます。 中には幅1m、長さ10mにおよぶ化石蓮 痕もあり、全国的にも類例のない貴重な地質学的資料です。 白浜町阪田の鼻より田尻クズレ鼻までの砂地と、地先海面が国の天然記念物に指定されています。 |
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