建立 昭和28年3月2日 邦枝完二 大正・昭和期の小説家(東京) 1892年〜1956年(明治25〜昭和12年) 建立当初 三段壁
臨海・番所山
現在 平草原から大浦
三段壁巌頭(当初の場所)
小説家邦枝氏が白浜エレジイ黒潮物語を完成した時、昭和二十八年三月二日、明光バスが建てたもの。
前は黒潮流れる太平洋、紅梅ははかない運命に泣く娘白梅は純情の青年相抱いて巌頭に散る若い二人の心中を象徴した句、黒・紅・白ー私達はこれを三色句碑と呼んでいる。
国枝氏は神奈川県の人で幾多の名作を遺して数年前病歿された。