大正年間と公表された湯崎。これは非常に難しい年代推測判定となります。

 左から栖原屋(二階軒下に看板があります)、柳屋(柳屋の入口に白い看板があります)、湯崎館(白い蔵があります)、湯崎館の上きくや、淡路屋、川口屋別館(写真右端の切れている建物)で酒井家は少ししか見えません。

大正4年9月11日始めて本村に電灯村内につく。

 もう一枚の同年代と思われる写真をご覧下さい。栖原屋の建物が建替えられています、大正末期か昭和初期であることはほぼ確定しています。 

調査結果

 この写真(大正14年頃〜昭和2年頃)は元の写真拡大の一部で、元の写真には、郵便局が湯崎トンネルの所に新築されています。

 また、昭和3年頃の写真をご覧下さい。写真判定中と全く同じ写真であります。、

 この写真向かって一番右の建物が柳屋で、写真に向って一番左の建物が川口屋別館です。大正4年9月11日始めて本村に電灯村内 がついています。

 蔵がこの写真にも見え、年代を判定中の写真にも見えていますが、この写真には湯崎館の建物が見えません。新築中なのでしょうか、年代を判定中の写真にも湯崎館がありません。

 この写真と写真判定中の写真のみに蔵が出てきます。 この写真には湯崎館の裏まで撮影されています。年代判定中の写真は、新築する前 後の写真で 、 湯崎館新築する前の写真にはコンクリートの風呂が撮影されていますが、上の判定中の写真には撮影されていません。

 ここまで、追求してくると新築工事中でしょうが、何れにしても大正14年頃〜昭和3年頃までと思います。