灯の記録 |
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西暦 |
年号 |
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1893 | 明治 | 26 | 5 | 15 |
マ ッチ出現 虎のマークのマ ッチが静岡県の燐寸会社で製造され、大阪で手に入れて帰った人が村の人に見せびらかして、人々便利重宝だと羨しがる。 |
1902 | 35 | 4 | 1 | 石油一升 十五銭 | |
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石油が使われ始めた 硝子製のランプが出現、油壺とホヤと傘からできていて、金具で吊り下げるようになった。 油壺に綿糸の芯を入れ、その芯の巾で、三分芯、五分芯と、明るさが違う。 石油ランプになるまでは、菜種油を使う行燈(アンドン)が使われていた。 石油は一升十五銭で半ケ月位い使えた。 石油に比べて菜種油の方が安価なので、明治の終わり頃まで、ランプを使わない家も多かった。 石油ランプを使う家では、夕刻から就寝時まで点灯するが、夜中は消灯して消費を倹約した。 当時、米一升十二銭六厘。 |
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1909 | 42 | 4 | 漁師は夜出漁の時、鉄製の受皿で油松を焚いて集漁灯としていたが、此の頃は石油ランプを使い、大変便利になったという。 | ||
1915 | 大正 | 4 | 9 | 11 | 田辺電灯株式会社の配電により本村に始めて電灯つく。鉛山の旅館点灯多きも民家で点灯するもの少なく、瀬戸では十数軒のみなり。 |
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