昭和7(1932)年秋頃,白浜口駅(現JR白浜駅)付近。

 この写真に添えられた説明

 現在の白浜口駅の地上げを終りたる頃の写真にして現今にては此の奮態を存する所少なし。


 この写真には,米の収穫が終り,ススキ(藁の塔)が見え,写真手前の平屋の建物には自動車停留所と看板がかかっていて,収穫した米袋でしょうかつまれています。

 また大八車や牛が大八車を引いています。

 田辺方面や富田橋への道が面影を残しています。

 線路は見えません。

 昭和7年秋(日傘をさしている人が撮影されていますから9月)頃として掲載します。

 白浜口駅開業は,昭和8(1933)年12月20日