昭和9(1934)年頃、御幸通り。

 上の写真を下に分割した。

 丸公園や白良荘、郵便局が判断できる。

 臨海楼が前の建物。

 @、年代説明

 昭和4年11月3日開業白良荘

 昭和7年(1932)4月30日明光バス会社、丸公園の北側に二階建社屋建設中竣工、本社和歌山市より移転。 昭和7年4月30日の記録と昭和6年6月18日の記録と矛盾がある 。

 昭和10年5月20日発行の村勢一覧に掲載されている臨海楼が撮影されています。

 しかし、同じ村勢力に記載がある中央アパートが撮影されていません。

 昭和9年12月11日 瀬戸中地にあった瀬戸鉛山郵便局、白浜御幸通りに二階建の舎屋を新築して移転。白浜郵便局と称す。局長津多佐兵衛氏。 ハガキー銭五厘、手紙三銭。

 白浜郵便局の建物が、この写真から判断することは、非常に難しいが、まだ、完成されていないように思われる。

 昭和8年10月17日発行の村勢一覧には、臨海楼、中央アパートも記載はありません。

 昭和9年当初頃として掲載します。

 余談になりますが、建物は、臨海楼が先で、中央アパートが後で建築されたことが解ります。

 A、写真説明

 この写真は、常喜院の山から撮影されていると思います。

 御幸通りの写真で、白壁の倉とかやぶき屋根を見れるのは、この写真だけです。

 天眼鏡で、この写真の画面をよくご覧下さい。