白光寺                              Photo/2005-10-25

 所在地 湯崎二三六八番地甲
 本 尊 日蓮上人尊定の大曼茶羅・妙見大菩薩・鬼子母神・八大竜王
 境内地 六九三坪
 本 堂、庫裸からなる。
 平草原の中腹風趣絶佳の地にある。
 由緒は次のとおり。明治三十六年(一九〇三)十二月、京都妙願寺貫主大僧正河合日辰が湯治のため湯崎に来り川口屋旅館に留錫すること前後三〇日に及んだが、ある日船を浮かべて長浜に遊び、はからずも奇石を感得し、これに妙見大菩薩と刻んで祭ると、すこぶる奇瑞霊験が多かった。時の旅館主川口四郎兵衛は深く帰依し、自己の所有地に堂宇を建立し、この霊石を奉祀し、妙見堂と名づけた。
 昭和三十一年(一九五六)施行された宗教法人法により宗教法人白光寺として認可あり、現在に至っている。