本日、雨上りに撮影した。晴れの日には、落葉の上を「カサカサ」音をたてて歩いています。

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  浅野幸長公鹿狩 慶長10(1605)年 

  慶長十乙己

 一、 浅野紀伊守幸長公御国巡・於瀬戸鹿狩被成候(萬代記)

  慶長十乙已

  一、 浅野紀伊守幸長公御巡国、於瀬戸御鹿狩(田辺大帖)

  雑賀云。浅野氏は慶長五年から元和五年まで紀伊に封を受けた

而して慶長十年に封内を巡狩したので、その際瀬戸で鹿狩を行ふたあである、この二年後に浅野長政公も紀南へ来ているが瀬戸へ寄ったか否かは不明である。

 慶長12(1607)年 この年、浅野長政瀬戸に遊ぶ(瀬戸古事)--町誌年表


 この山一帯で鹿狩りしたのかなと思いながら歩くと、背中が「ゾクゾク」して、どんな光景だったのか、時代劇に出てくる鹿狩りを想像すると瀬戸古道も中世の歴史を刻んだ古道の風格がある。

 松原〜九郎左衛門谷〜御殿谷を経て標高約50mの頂上付近の掘割です。