番所山・井戸の谷の井戸跡。                        Photo/2006-03-31

 本日午前中、男四人コーヒー呑みながら世間話、その話の中に「昭和30年代中頃、番所山動植物園(番所山パーク)が工事中に井戸跡が発見された」と話す。早速、午後より、探検、それらしきものを二ヶ所撮影印刷確認をお願いした。

 その一枚が上記の写真。

 話によると発見当時は「石が周囲に円形状に敷かれていて、深さは約1m前後であった」と、「発見当初見た形とは異なるが、場所が全く同じなので井戸の跡ではないか、井戸の跡ですよ、一度蓋を開けて確認したら」と云う。

 明日(4月1日)に蓋を開けて確認することとした。

 4月1日、瀬田さんと附近探索、蓋はコンクリートで固められ確認が困難なために諦めたが間違いないと確信しています。

 参考

 瀬戸崎番所開設

   1643(寛永20)年開設、黒船見張り番所。

瀬戸崎番所閉鎖

 1869(明治2)年2月9日、瀬戸崎番所閉鎖。

 約330年間の間、徳川幕府は紀州藩主をして、瀬戸崎の番所崎山上に、黒船見張り番所を設け、田邊藩安藤家の武士37人に、一ヶ月交代で勤務させた。