ヒジキ刈

 先ず初めに、白中昭和31年度卒、自称ヒジキ組合に、昔のヒジキ刈の再現をご協力をお願いした。

 ヒジキ刈は、大変な重労働です。

 私が幼少の頃、ヒジキの口開き(解禁)は学校が休みで 、弁当持ち家族総出でヒジキ刈に行きました。当時は多分、草刈カマ、ドンゴロス、フンゴ、竹カゴ、ムシロなどを道具にしていたと思っています。

 これらの道具は、昔の道具を使用して再現と思っていたが、白浜民俗温泉資料館を忘れていた。

 道具は変わっても、自然あいて、ヒジキ刈の作業は変りません。

 今風に云うと、過去ログなるでしょう。上から順にご覧下さい。

ヒジキ

ヒジキ刈道具

カマで刈る

刈っている状況

刈ったヒジキを一時置場に運ぶんで置く

一時置場から乾燥させる場所に運ぶ その一

別の一時置場からも運ぶ        その二

他の海藻が混じっていないか整理

運んできたヒジキを干す

晴天になるまでの貯蔵穴に再度の運び

昼食、本日作業終了

晴天になれば、再度貯蔵穴から運び干して乾燥します。

刈って間もないヒジキと乾燥したヒジキ

  乾燥した乾燥したヒジキを約4から5時間位の間ゆでます。このことをヒジキを炊くともいいます。

 私の記憶ですが、大きな鉄の鍋、家の外の空地にカマドを臨時に石で組立て、薪に火をつけて何時間を要したのか忘れましたが長い時間ゆでたと思います。

ゆでたヒジキを乾燥させます。

これで、ヤット食用となりますが、再度、煮付けなければなりません。