初期化(format)

 セクターがどうのこうのという ややかこしいことはやめて、初期 化が案外理解されていない人が多くあります。

 初期化(format)したFDを別の初期化をする。

 例えば720kbのFD、現在はあまり見なくなりましたが友人などから不要になったFDを貰ってくる、そして1.44mの初期化をしょうとする、また昔のNECの初期化されたFDや内臓、外付けのディスクを初期化しょうとする。

 出来ないと電話がくる。不要になった物は、不要になった物です。欲をしてもらうと、礼は言わないといけないし、ゴミに出すのにお金がかかります。そういう私もFDが沢山不要になってきました。

初期化には、物理formatと論理formatがあります。

 物理formatはDATAが全てなくなりDATAの回復が不可能ですし、この物理formatによりFDや固定ディスクの新品購入時の状態になると思って下さい。

 この方法の初期化は長時間がかかりますが、私はMoや取り外し可能な大容量ティスクにはよく使用します。

 論理formatは、物理formatがされているものと理解してよいと思います。初期化と言われているのは殆どこのことです。

 この方法では全てDATAは残ります。初期化してもDATAの回復は可能です。なでかと言うとFDや記憶装置にDATAを記憶させるときにFile(DATA)の名前を付けて保存(記憶)します。このFile名の先頭の一字が初期化した時に統一された文字に変換されます。この文字が付いていると、その領域に新しいDATAを記憶してよいという約束事になっています。

 言い換えれば記憶容量が購入してきたときと同じように計算されます。ただしDATAは残っています。これは一つのDATAを削除したときと同じ状態です。記憶装置内の全てのDATAを削除するのには手間がかかりますので、初期化があると思ってよいと思います。

  但し、新規購入のHD接続時は論理formatをしなければなりません。こけはOSによる記憶方法が異なるために、ご自身のOSに合わせて記憶方法を設定することが必要なために初期化します。

 初期化は、OSによってもその仕組みが 異なるものがあります。例えばwindows98のFAT32(記憶に無駄がある)とwindowsNTのNTFS(記憶に無駄がない)では異なります。