平成13年3月議会一般質問

議長
(他件についての質問につき、略)
続いて、南君の質問を許可します。

南議員
皆様、お疲れ様でございます。
本日最後の質問をさせていただきます。
最後ということは、質問の申し込みがビリでございます。簡単、明瞭にさせていただくつもりでございます。よろしくお願いいたします。
まず、湯崎漁港周辺整備事業については、以前の議会で、湯川秀樹議員、正木司良議員より質問があり、本日も関連質問がありましたので、この件につきましては省略させていただきます。
わたしは、埋め立て以前にまず、現湯崎海岸広場の機能が十分に発揮できていないと思います。管理をキチンとしてから、なおそれでもどうにもならなかったら、埋め立ての結論に入るべきだと思います。
海岸付近の地元の方の車は当然、車庫証明を受けておられるので、それを前提として、話をさせていただきます。
平成4年の資料によりますと、当該広場の管理について、白浜町観光区域の保持に関する条例の目的に反することがないように、湯崎1〜3丁目の各町内会、並びに湯崎商店街が対処することを申し添えます、とあります。
町との覚書によりますと、利用に当たって、以下のことを徹底する。1.一般車両の一時駐車並びにごみステーションの位置については、湯崎浜広場計画、平面図の中の広場を利用するものとし、他の場所には駐車しない。2.一般車両の駐車については、長時間の駐車を禁止する。3.町営浴場、牟婁の湯の利用者や集会所、商店会等を利用する不特定多数の人々の便宜を図ることを目的としての一時駐車を認めるものとし、特定の人の自家用車の車庫代わりに利用することは一切、認めないとあります。4.当面は利用車両のナンバーを控え、常時駐車している車両については、一方的に撤去し、それに要する費用は当事者から徴収する、等々とございます。
以上の覚書とおりに、広場を管理していただければ、トップシーズンを除いて、短時間の駐車スペースとして十分とはいえないまでも、ある程度の駐車場の不足が解消できるのではないでしょうか。
管理を徹底することで有効活用ができ、その結果を見て、埋立問題を検討してもいいのではないでしょうか。
町当局の考えを伺わせていただきたいと思います。
(他件についての質問につき、略)
以上で質問を終わらせていただきます。

議長
南君の質問に対する、当局の答弁を求めます。
番外 町長 眞鍋君

町長
ただいま、南勝弥議員から、湯崎広場の問題、また、白良浜露天風呂の通年営業、その他につきまして、ご提言をいただいたところでございます。
まず、湯崎広場についてでございますが、議員ご指摘のとおり、さらに、関係団体と協議、検討いたしまして、効率化に努めたいと考えてございます。
町内会、商店会等も含めまして、協議を行い、ただいま申し上げましたように、効率的な利用がどう図れるか、もう少し煮詰めをしていきたいと思っております。
ただ、現在、検討中の湯崎漁港の問題につきましては、今日まで、担当委員会にもご報告してまいりましたように、駐車場の必要性ということのみで、物事を進めているわけではございませんので、先ほど湯川秀樹議員にもお答えしましたように、今後も担当委員会にご報告し、ご指導を受けながら、進めたいと考えておりますので、よろしくご理解の程をお願い申し上げます。
(他件についての答弁につき、略)

議長
番外 企画観光課長 岩峪君

企画観光課長
私のほうから、補足の答弁をさせていただきます。
町長のほうからある程度、詳細についてお答えしておりますが、現在の湯崎広場については、湯崎の3つの町内会及び湯崎商店会において、議員おっしゃられましたように確約書に基づいて、対処していただいているところでございます。ただ、本年、下水道工事に伴う住民の皆さんの仮駐車場として使用していた時期もあります。
そうしたことで、本年2月から町において、駐車車両の調査を行ったところ、やはり常時駐車している現状があるように見受けられます。
そうしたことを踏まえまして、今後、管理を依頼しております湯崎3町内会及び湯崎商店会に報告し、こうしたことのないよう徹底管理するよう、お願いと競技をしていきたいと思います。
町といたしましても、こうしたことの起こらないように随時、調査をして、商店会、町内会と協議をしていきたく考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。
(他件についての答弁につき、略)

議長
再質問があれば、許可します。

南議員
質問というよりは要望なんですが、湯崎海岸を埋め立てるにしても、おそらく5〜10年はかかると思いますので、埋め立てる、埋め立てないに関わらず、その点の管理のほうもよろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。