湯崎漁港整備事業に関する公開質問状
白浜町議会議長 楠本 隆典殿
平成18年12月7日
湯崎漁港整備事業を考える会
代表 鈴木喜徳郎
菊原節太郎
貴職におかれましては白浜町発展のため日々職務に専念されていること、町民として深く感謝するところであります。
さて表記の湯崎漁港整備事業ですが、10月30日の住民説明会で交付金申請の前提条件である「共同漁業者の同意」が取れていないことが判明し、さらに12月6日には「地元住民の同意」も取れていないことが新聞報道されました。
当会も現在、町当局が進める湯崎漁港整備事業の事務手続きについて重大な疑念を持っておりますが、議会がなぜこのようなチェックミスをしたのか不明な点がございますので、この書面を持って質問させていただきます。回答期限は12月議会最終日とさせていただきます。
質問事項
1.平成18年度6月定例会において、湯崎漁港整備事業について町長は「議会の承認を得た」と解釈できる発言※をしている。平成18年度一般会計案の議決以前に、湯崎漁港整備事業に関して議会が議決した議案(平成8年度の長期総合計画を除く)と、その審議過程(委員会審議を含む)を分かりやすくまとめてご提示願いたい。なお議案が予算案の場合はその使途が分かる形で、審議過程は特記すべき議論についてその内容をご回答願いたい。
※平成18年6月15日、南議員の一般質問に対する町長答弁(会議録47ページ)
2.湯崎漁港整備事業は、議会が本工事予算を可決した後に町の事務手続きに誤りがあったことが発覚するという異常事態である。このような事態に陥った原因は何か。議会の見解を伺いたい。
3.湯崎漁港整備事業について、町当局の進め方は漁業者・住民に対する説明より先に補助金申請、議会提案という順で進んでいる。町当局のこのような事業の進め方は本来あるべき姿とは逆のように思われるが、議会の見解は如何か。 |